浅間山麓の御代田町には、肌に卓効ありとされ、ポン子が化粧水のようだと絶賛している大谷地鉱泉があります。川端康成も訪れたことがあるという歴史の古い入浴施設ですが、冷鉱泉を沸かしているため、湯舟は小さく、数人でいっぱいになってしまいます。 脱衣場の張り紙に、「石けんなどで身体を洗ってから入る。湯が熱いので、2、3度お湯をかけてから入る、湯舟の中で身体をこすらない・・云々」といったことが書いてありました。身体の汚れを落としてから湯舟に入るのは常識ですが、「石けんなどで」とまで細かな指示があるのは珍しいですね。身体にお湯をかけただけで湯舟に入ろうとした人が、常連さんに叱られていました。 湯温は確かに高く、5分と入っていられません。されど、泉質はすばらしく、湯上がりの肌はサラサラ状態。「注文の多い湯屋」だけに、このあと食べられてしまうのではと、恐る恐るまわりを見回したポン太でしたが、襲ってきそうな獣はおらず、爽やかな山の風が、火照った身体をやさしく包んでくれました。 入口の看板。見落とさないように注意が必要。 浅間山を背にした大谷地鉱泉。左が浴室のある新館。 大谷地鉱泉付近の畑です。浅間山の雪はほとんど消え、整然と植えられたキャベツの苗が育ち始めています。 |
<< 前記事(2017/05/15) | ブログのトップへ | 後記事(2017/05/20) >> |
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|
<< 前記事(2017/05/15) | ブログのトップへ | 後記事(2017/05/20) >> |