寒さのご褒美

 4月に入ってから、真冬のような寒い日が続いたことや、予想外の積雪があったことについては、以前のブログで触れたとおりです。しかしこの寒さのぶりかえしが、思わぬ幸運をもたらしました。それは、4月も半ばを過ぎたこの時期に、アンズの里のみごとな眺めを楽しむことができたことです。
 アンズの開花は桜よりもずっと早く、桜が咲くころには散ってしまうのがふつうです。千曲市のアンズの里では、3月中に開花し、先々週の週末には満開になったと報じられていました。満開のアンズを眺めることができる期間は短く、今年は無理かなとあきらめていたのですが、開花後に寒い日が続いたことで、なんと今もまだ見頃な状態だというのです。これはチャンスと出かけてみることにしました。出かけた場所は、長野市松代の尼厳山(あまかざりやま)の麓。千曲市の森地区ほど有名ではないのですが、知る人ぞ知るアンズの里で、観光地化されていないところが最大の魅力です。花見のイベントは先週末に終ったようで、見物客は皆無状態。ピンクに染まったアンズ畑の大景観を独り占めして、大満足のポン太でした。
 一方、上田からは上田城のソメイヨシノが満開になったというニュースも届きました。こちらはほぼ例年どおりということですが、同じ日に、アンズと桜を、どちらも良い状態で眺めることができるという機会は、そうそうあるものではありません。上田城にも立ち寄り、東信(東信州)地方最初の花見を楽しんだことは、いうまでもありません。

《アンズの里》
尼厳山(あまかざりやま)を背に広がるアンズ畑です。
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 近寄って見るとこの可愛らしさ。桜とはまた違った風情があります。
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 アンズの里は、集落も絵になります。
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 誰もいないアンズ畑の中の道を登っていくと、山の上に月がでていました。気持ちのよい風景です。
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 しっかり手入れされたアンズの木は見応えがあります。
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 奇妙山という面白い名前の山ををバックにして咲くアンズです。この山にはまだ登ったことはありませんが、形がよく、登ってみたくなる山です。
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満開のレンギョウとアンズのコラボも素敵でした。
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全体がピンクに染まったアンズの里の大景観です。来た甲斐がありました。
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《上田城と桜》
 上田城は桜名所として知られているところですが、ポン太の印象としては、他の名所と比べて豪華絢爛という感じはしません。桜の数も驚くほど多いというわけではありません。しかし、不思議な魅力があり、何度も見に来てしまうのはなぜでしょうか。それは、徳川の大軍を二度にわたって撃退した「真田のオーラ」ではないでしょうか。
 桜に囲まれたのどかな城というよりも、どこか風雲急を告げているように感じられます。
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 攻め寄せる敵をにらみつけているような櫓です。
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 ここは尼ヶ淵と呼ばれているところで、かつてはこの下を千曲川が流れていました。どうみてもここから攻め登るのは無理ですね。
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 石垣の上に翻る六文銭の旗。徳川の大軍なにするものぞ、といったところでしょうか。
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 城内にある真田神社です。この絵、いくらなんでもかっこ良すぎませんか。
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 お堀の桜も満開でした。正面に見える山は、上田市民の山として親しまれている太郎山です。
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 東京と同じように、花見客の中に外国人をたくさんみかけました。上田市は県内で最も在住外国人の多い都市ということなので、あたりまえかもしれませんが・・・。
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 東京の桜名所と違うのは、場所取りの心配がないこと。ファミリーがゆったりと花見を楽しんでいましたが、これだけまわりに人がいないと、ちょっと寂しいかも。
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 愛想のよい三匹のワンちゃん。お花見は楽しい? 答えは、楽しいワン、ワン、ワン、かな。
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 枝にはつぼみの状態の花もあり、満開になったとはいえ、まだしばらくは楽しめそうな上田城です。
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