溢れる緑、ふたたびの桜

 浅間山麓は、一年中で一番気持ちの良い季節を迎えているといっても過言ではないでしょう。どこを見ても眩いばかりの緑です。朝晩はまだ少し冷えるものの、昼間は20度前後と快適そのもの。山麓全体が爽やかな空気に満たされている感じで、おもわず深呼吸したくなります。気持ちが良いのは人間だけではないようです。キジが活発に動き回っていて、いたるところでケンケンという鳴き声を耳にします。声だけでなく、散歩中、突然目の前に姿を現すこともあります。木々の梢を飛び交う鳥の数も増え、名前はよくわからないものの、見たことのない鳥を目で追う、にわかバードウォッチャーの日々です。
 今浅間山麓では、八重桜が満開。二度目の花見というわけですが、緑が溢れる中で、それに負けないように咲く八重桜には、ソメイヨシノとは異なる魅力があるように感じます。咲いているのは八重桜だけではありません。野も森も各家の庭も、次から次へと咲く花でいっぱい。今日は何が咲いているだろうか、○○の開花はどこまで進んだろうかと、毎日わくわくした気分で散歩に出かけることができるのです。
 ひとことで言えばパラダイス。生命力が一気に噴出する、このすばらしい季節を味わうことができるのは、長く厳しい冬があればこそ。高冷地に住んで大正解、そう思わずにはいられないポン太です。

いつも散歩している御影用水。そのほとりに立つ建設記念碑周辺の八重桜が満開です。
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 水辺もすっかり新緑に覆われました。
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 御影用水の南側にはかつての開拓集落があり、その道沿いの八重桜は見応えがあります。
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 八重桜が並木のようになっていて、気持ちのよい道です。老木が多いところを見ると、開拓時代に植えられたものではないでしょうか。厳しい生活の中で桜を植えてくれた先人に感謝です。
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 突然目の前をキジが横切って行きました。
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 中山道沿いでも八重桜が満開です。小田井宿をめざして下っていく旅人によく出会いますが、この季節の街道歩きは、満足度最高レベルといえるのではないでしょうか。
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 このあたりの中山道からは、浅間山がこんな感じに見えます。すこし霞んだような夕景も風情があってよいものです。
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 ポン太の家へもどる途中の道でも八重桜が満開。
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 八重桜と芝桜のコラボです。
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 日当たりのよいところではシャクナゲも満開です。
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 ガーデニングに取り組まれている家が多いので、それを見て歩くのも散歩の楽しみの1つです。
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 石垣の上や隙間に植えられた芝桜も今がみごろ。路地の曲がり角が花園状態です。
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 林の中でスミレの群落を見つけました。あまり見たことのないスミレなので、図鑑で調べたところ、アメリカスミレサイシンというものに似ているのですが、どうでしょうか。
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 ポン太の森ではウワミズザクラが満開になりました。サクラといっても一般的なサクラとは全く異なる花です。
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 ポン太の好きなズミも咲き始めました。
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 森が騒がしいので窓からのぞいてみると、黄色いくちばしの可愛いらしい鳥が数羽、なぜかまゆみの木に戯れていました。図鑑で調べたところでは、イカルという名前の鳥のようです。
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 リンゴ(アルプス乙女)も満開です。以前のブログで、満開よりも咲き始めが美しいと書きましたが、満開の状態でも十分楽しめます。何よりすばらしいのは、その甘い香りが庭中に広がることです。
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 散歩を終え、心地よい疲労感につつまれながら、新緑の森に沈む夕陽を眺める。間違いなく至福のひとときです。
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