平尾山も緑

 しばらく中断していた里山歩きを再開しました。まずはお馴染みの平尾山へ。
 山麓から這い上がった新緑が頂上付近まで到達し、まさに緑一色の世界です。登山道の脇には黄色い山吹の花が登山者を歓迎するかのように並んでいました。日当たりのよいところでは、ヤマツツジが咲き始めています。頂上付近には、まだヤマザクラも咲き残っていて、白樺の芽吹きとコラボです。
 こんな小さな里山でも、頂上からの景観は雄大。浅間山麓の畑は、白いシートに覆われた部分が多くなり、高原野菜の植え付けが進んでいる様子がうかがえます。佐久平では、水が張られた田が目立ち、間もなく田植えが始まるようです。しかし、遠景の北アルプスはまだ白い屏風を立てたような姿。このところ、滑落や疲労凍死といった遭難のニュースを耳にすることが多いのですが、3000m級の山は冬山と同じですから、甘く見てはいけないことがよくわかります。
 頂上から少し下ったところでエンレイソウが咲いているのを見つけました。正確にはミヤマエンレイソウで、花は白色です。家に帰って図鑑で調べてみると、エンレイソウの漢字表記は延齢草。山歩きで「延齢」とは、なんとめでたい花なのかと、嬉しくなったポン太でした。ちなみに、エンレイソウの一種で花弁の大きなオオバナノエンレイソウは北海道に多く自生し、北大のシンボルマークにもなっているそうです。


 新緑に覆われた平尾山。登山道がおいでおいでをしているように見えます。
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 ありふれた山吹ですが、新緑の森の中では存在感が際立ちます。
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 ハリギリの芽吹きです。新芽を天ぷらにして食べると美味ですが、鋭いトゲがあるのでうっかり手を出すと痛い目に。
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 森の中ではニリンソウが咲いていました。
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 咲き始めたばかりのヤマツツジです。平尾山全体のヤマツツジが見頃になるのは、まだ1週間以上先といったところでしょうか。
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 山頂も緑に変わりましたが、まだヤマザクラも咲いています。
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 佐久平の田んぼには水が張られ、田植えも間近ですが、北アルプスはごらんのとおりの白い屏風です。
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 浅間山も山頂部にはまだ時折雪が降るようで、その姿が日々変わります。裾野に広がる白い部分は、レタス畑です。
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 これがミヤマエンレイソウです。花は小さく地味ですが、登山者へのアピール度は高いように感じます。なにより「延齢草」というネーミングが、ロートル登山者には心地良いですね。
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