「佐久の名山」、二つの頂へ - 城山と虚空蔵山-

 一日で、「佐久の名山」二峰に登ってきました。佐久商工会議所が発行した『佐久の名山ガイド』という冊子に掲載されていた17峰の中に、これまで登ったことがなく、名前すら認識していなかった山が二つ含まれていたので、出かけてみようという気になったからです。それは、城山(じょうやま)と虚空蔵山(こくぞうさん)です。どちらも登頂が極めて容易な里山で、「山歩き」の対象としては少々物足りない感じがすることは否めません。これまで食指が動かなかったのはそういう理由からです。しかし、遠出自粛のこの機会にこそ登っておくべきではないかと考えました。二山まとめて登ることで「山歩き」1回分と考えればよいのだし、「名山」に選ばれている理由も知ることができる。さらには「佐久の名山」完登達成にもなる、といった理屈をつけて出かけてみたというわけです。
 城山は、日本に二つしかない五稜郭(星形の城郭)として知られる龍岡城の裏山です。地形図には三角点と881.5という標高は記されているものの、山名は記されていません。現地の道標にも山名はなく、「展望台」とあるだけです。山上に、戦国時代に築かれた田口城跡があることから、地元では単純に「城山」と呼ばれているのでしょう。しかし、「城山」は全国に無数にありますから、「佐久の名山」としてアピールするのであれば、田口城山というように差別化したほうがよいと思いました。「展望台」の表示がメインなのは、山上の一角に、龍岡城の五稜郭を見渡せる場所があるからです。そこからの展望は確かにすばらしく、山上に築かれた田口城跡も、石積みや堀切などの遺構が残っていて見応えがあり、「佐久の名山」にふさわしい山でした。山頂に相当する田口城跡の中心部は、三角点より高い位置にありましたから、三角点の標高に15mほどプラスした896m前後がこの山の本当の高さと考えられます。スタート地点の龍岡城との標高差はおよそ175m、展望台まで30分、頂上へはそこから5分余で登ることができました。
 一方の虚空蔵山は、中部横断道の佐久南インターからほど近い里山で、蓼科山から延 びてきた支尾根の先端部にあたります。山上の三角点の標高は773.7m、登山口の多福寺の標高がおよそ680mですから、高度差は100m弱しかありません。山というより丘といった感じです。僅か20分ほどの楽ちんな山登りですが、山頂に設置されていた展望櫓からの眺望はまさに絶景。いつもお世話になっている平尾山とは反対に、南側から佐久平を一望できるというのが魅力です。両方お参りしないと「片参り」になってしまうという、善光寺と北向観音(別所温泉)の関係同様、佐久平の全体像を知るには、平尾山だけではなく、こちらも登らないわけにはいかない「名山」でした。


『佐久の名山ガイド』に掲載されている17峰の名前と位置です。浅間山、蓼科山、八ヶ岳といった有名な山だけでなく、ポン太がしょっちゅう登っている平尾山などの里山もリストアップされています。地元の人に親しまれている山であることを重視した妥当な選定ではないでしょうか。
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 これが、蕃松院という古刹から見上げた城山です。
蕃松院からみた城山.JPG
 登山ルートには、蕃松院の裏手からと、それよりも少し東側の民家の路地裏から入るものと2ルートあるということでしたので、とりあえず後者で登り前者のルートで降りることにしました。これが、後者のルート入口です。
登山口入口.JPG
 薄暗い林の中をひたすら登っていきます。
城山登山道.JPG
 尾根に出ると北側から林道がきていました。
林道.JPG
 そこを少し進むと「展望台100m」の標識があり、再び細い山道にはいります。
展望台まで100m.JPG
 少し登ると三角点が現れました。そこが最高地点というわけではなく、更に登ったところに展望台への分岐がありました。
三角点.JPG
 これが「展望台」です。そこだけ木立が途切れていて、眼下に五稜郭、その後方に八ヶ岳連峰の大展望がえられます。
展望台.JPG
 展望台からは、五稜郭の形をはっきり確認することができます。城内にある建物は小学校です。
上からみた五稜郭.JPG
 分岐までもどり、少し登ると広々とした田口城跡の園地に出ました。そこが城山の頂上と思われるのですが、何の標識もありません。こうした石積みが随所に残っていて、山城としては相当立派なものであったことが想像されます。
石積みが残る田口城跡(山頂).JPG
 七合目まで同じ道をもどり、標識にしたがって、蕃松院へのルートをたどったのですが、その結果大変な目に遭いました。
蕃松院分岐.JPG
 倒木もある荒れた道です。土砂や枯れ葉に埋まって道が消えているところもあり、かなり怖い思いをしながら急斜面を下りました。
蕃松院への下山路.JPG
 なんとか蕃松院裏まで下ると、こんな標識がでていてびっくり。七合目の分岐点にも表示してくれないと、ポン太のように知らずに下ってしまうケースが結構あるのではないでしょうか。小さな子供を連れていたりすれば、滑落する恐れもありますから、「佐久の名山」としては、ちょっと考えて欲しいものです。
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 現在の五稜郭は、緑がいっぱいです。
五稜郭の堀.JPG
 ちなみに、桜の季節はこのような美しさです。
サクラの五稜郭.JPG
 さて、次は虚空蔵山です。まずは登山口である多福寺へ。この裏山が虚空蔵山です。
多福寺と虚空蔵産.JPG
 石仏が並ぶ脇の道を登っていきます。
虚空蔵山登山口.JPG
 途中には四国八十八箇所の写し霊場があり、弘法大師と刻まれた石碑や石像が並んでいます。
弘法大師.JPG
 登ること20分ほどで、こんなに広々とした頂上に到達しました。展望櫓に登れば、佐久平の大展望を楽しむことができます。
山頂の展望櫓.JPG
 正面に見えるのは平尾山です。ということは、平尾山から虚空蔵山を望むことができるはずですが、今までまったく気づきませんでした。
虚空蔵山からの展望 平尾山を望む.JPG

畑もアートだ

 山も野も里も緑一色。植物の生長の早さ、その勢いには圧倒されるばかりです。草や木の芳香をたっぷり含んだ美味しい空気。思わず立ち止まって深呼吸したくなります。畑では高原野菜の植え付けが盛んにおこなわれており、田には水がはられ、田植えが始まったところもあります。
 田舎の風景といえば、全国的には「田んぼ」が主役ですが、ここ浅間山麓では、レタスやキャベツといった高原野菜を栽培する畑の面積が圧倒的に広く、それがつくり出す景観は、アートと呼んでもおかしくない美しさです。広い畑に整然と植えられた苗をみただけでも、爽やかな気分になりますが、それがレタスであった場合、いろいろな種類があり、葉の色も異なっているため、遠目にはパッチワークのように見えます。一斉に田植えをして一斉に収穫する水田とは異なり、時期をずらして植え、何度も収穫できるようにしておく必要性から、生長具合の異なる苗が、それぞれ畑の一定の面積を占め、異なる色彩になっていることも、アートのように見える理由の1つかもしれません。
 森の中の道をたどり、畑の広がるところへ出ると、開放的な気分になるだけでなく、その思いがけない美しさに驚くことがしばしばです。春の花が一段落したこの時季、「畑アート」探索はちょっとした楽しみといえましょう。「畑アート」の良いところは、その図柄が日々変化すること。育ち具合によって、同じ畑とは思えないぐらい変わってしまい、又収穫されると、何も描かれていないキャンバスにもどってしまう。今日見た「畑アート」は、明日は存在しないかもしれませんから、一期一会といってもよい作品鑑賞です。畑で作業している人は、アート作品をつくっている意識はないでしょうから、立ち止まって眺めていると、いぶかしく思われるかもしれません。それでも立ち止まって眺める価値がある。たかが散歩と侮ることなかれ。歩いてさえいれば、いろいろな楽しみが見つかるものです。

 樹木が成長する勢いは恐ろしいほどです。ポン太の小さな菜園も、背後に迫る緑の波に飲み込まれそう。
ポン太の菜園.JPG
 道路も緑のトンネル状態です。
新緑の道.JPG
 畑の中に出ると景色が一変。ごく普通のキャベツ畑ですが、眺めているとスカッとした気分になります。
爽やかなキャベツ畑.JPG
 浅間山麓で栽培されている野菜は「霧下野菜」とよばれています。早朝の霧が乾燥をふせぎ、瑞々しく柔らかい、味も食感も良い野菜にしてくれるそうです。こういう景色を眺めていると、そうかもしれないという気になります。
霧下野菜.JPG
 住宅地化がすすみ、レタス畑と隣あわせになっているところも多いのですが、畑が整然としていて美しいので違和感はありません。
住宅街と畑.JPG
 こちらはなんとレタス畑を含む街区全体が住民協定により景観形成されていました。
きれいな畑.JPG
 ここまでくれば正しく「畑アート」ではないでしょうか。
畑アートその1.JPG
 こちらも見事です。
まさにアート.JPG
 レタス苗の植え付け作業風景、いや「畑アート」の造形作業風景といってもよいでしょう。それにしても1株ずつ手作業で植えていくわけですから大変な労力です。
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 植え付ける苗がセットされていた台の上がすでにパッチワークです。
苗からパッチワーク.JPG
 シートが張られ植え付け準備が整った畑と、植え付け用の機材です。
植え付け機材.JPG 
 植え付けが終わったばかりの畑です。スケールの大きさに驚くとともに、苗が育ったたらどんな景観になるのか楽しみです。
広いレタス畑.JPG
 スケールは小さいものの、地形を上手に利用したこの畑にも造形美を感じます。後ろに見えるのは新幹線のコンクリート橋です。
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 この時季の長野牧場がどうなっているのか、ちょっと覗いてみましたが、「おお牧場はみどり~」と歌いたくなりました。
牧場は緑.JPG
 牧草を栽培する畑はさすがに広いですね。緑の草の中に吸い込まれそうです。
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 牧場のカラマツ並木です。散歩するにはぜいたくすぎる雰囲気でした。
新緑の落葉松林.JPG
 「畑アート」を楽しんだ後は、わが菜園のレタスを使ったサラダをつくってみました。柔らかくて美味しいこと。これはもう「霧下野菜」と称してもおかしくないと、大満足のポン太でした。
レタスの朝食 .JPG






 

コシアブラをかえせ

 そろそろヤマツツジが咲いているのではと、平尾山へ出かけてみました。期待に違わず、登山口に近いところでは満開。中腹でも日当たりのよいところでは次々と咲き始めていて、新緑の森に赤い絵の具を散らしたような美しさでした。栽培種と比べると花は小さく、数も少ないので、豪華絢爛という感じにはなりませんが、新緑を邪魔しない程度に自己主張しているところが、山に咲く花らしい感じがして、ポン太は気に入っています。平尾山が1年中で最も美しく輝くのが、このツツジの咲く時季といって間違いないと思います。
 山歩きで汗をかいた後は、冷たい蕎麦を食べたくなるもの。蕎麦のお供といえば天ぷらです。特に山菜の天ぷらは、微妙なえぐみがあり、季節感をたっぷり味わえるので、大好きです。ベスト3を選ぶとすれば、タラ、ハリギリ、コシアブラの若芽になるのではないでしょうか。中でもコシアブラは、一度食べたら忘れられないほど美味です。あまりに美味しいので、ポン太の森でも育つのではないかと苗木を植えてみました。今はまだようやく根付いた段階で、食べられる状態になる日はだいぶ先です。
 夕方、菜園の除草をしていたところ、町の防災無線放送から、コシアブラという名が聞こえてきました。耳を澄ますと「町内産のコシアブラから基準値を超える放射性セシウムが検出されたので、採取、出荷、摂取を自粛するように」という内容でした。正直びっくり仰天です。新聞で確認すると、浅間山麓の御代田町、軽井沢町以外にも長野市、中野市、野沢温泉村、木島平村についても県は同様の自粛要請をしている由。これは福島の原発事故で拡散した放射性物質が、今もあちらこちらで放射線を発していることを意味します。
 ポン太の森や周辺の山で採ってきた他の山菜は大丈夫なのか。ポン太が「開墾」した菜園の作物はどうなる? 安全を確かめるすべがないだけに、いやな気持ちになります。そもそも放射性物質は放射線を出す能力が減衰するまでに長時間を要し、セシウム137の半減期(半分になる期間)は30年です。中には1万年以上かかるものもあるというのですからやっかいです。
 「コロナ」に気をとられていましたが、「フクシマ」も終息してはいないのです。「除染」といっても、濃度の高い土をはぎ取って別の場所へ移した(保管した)だけで、放射能を無害にできたわけではありません。人間の手で処理(無害化)できないようなものを出し続ける産業などあってよいものか。いまだに原発再稼働を唱えている御仁がいますが、官邸にフクシマの除染土を運び入れてからモノを言えと、可哀想なコシアブラの木を眺めているうちに、熱くなってしまいました。

 麓のレタス畑から見上げた新緑の平尾山です。里山とはいえ堂々たる山容です。
平尾山.JPG
 いつもは怖そうに見えるクマ注意看板ですが、その先の登山道沿いにツツジが咲いていると、気分が明るくなります。
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 登山道に覆い被さるように咲くヤマツツジです。
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 岩の間や山の斜面に咲くヤマツツジも見応えがあります。
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 新緑の海に赤い絵の具を散らしたように見えるヤマツツジの花。これこそヤマツツジの醍醐味といえましょう。
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 登山道に沿ってヤマツツジがずっと続いているところもあり、気分良く登ることができます。
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 近くで見ても美しいヤマツツジの花です。
ヤマツツジの花.JPG
 ヤマツツジのほかにガマズミも咲いていました。ちょっと箸休めといったところでしょうか。
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 中腹から上はまだ蕾のところも多かったのですが、それでも赤い蕾が新緑とよくマッチしてきれいです。
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 芽吹いたばかりの白樺とヤマツツジのコラボも素敵です。
白樺の森とツツジ.JPG
 山頂から佐久平を見下ろすと、水のはられた田が目立つようになり、だいぶ雰囲気が変わりました。
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 山頂の草むらには、キンポウゲウ科のウマノアシガタが咲いていました。
ウマノアシガタ.JPG
 シロバナエンレイソウもまだ咲いていましたが、花の色がシロではなくなっていました。
シロバナエンレイソウ.JPG
 こちらはラショウモンカズラ。面白い形をした花ですが、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女のウデがその名の由来だと知ると、不気味な花に見えてきます。
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 これが、美味しい山菜ベスト3の1つ、ハリギリです。名前のとおり枝には鋭いトゲがあります。
ハリギリ.JPG
 ポン太が植えたコシアブラの木です。大きく育って食べられるようになる日を楽しみにしていたのですが・・・。
コシアブラ.JPG

新緑の森に咲く花々

 北海道や東京、大阪など8都道府県を除く39県で、緊急事態宣言が解除されました。長野県も解除された県の1つですが、巷では「嬉しいが怖い」という声が多く聞かれます。新型コロナウイルスが消滅したわけではなく、特効薬やワクチンの開発がまだできていないのですから当然でしょう。市民の真面目な努力(外出自粛、人との距離をとる、手洗い励行、マスク着用等)によって、なんとか爆発的感染拡大をしのいでいる状況に変わりはなく、危機感(緊張感)が緩めば巨大な第二波がやってくる。それは多くの識者が指摘しているところです。気がかりなのは解除にあたっての政権のトーンが、「のり越えた」というニュアンスに傾いているように思われることです。これが「緩み」を生むことに繋がらないか。都知事が、全てクリアされたような雰囲気が漂う出口戦略という言葉を使いたくない、と言っているのは一理ある、心配性の森のタヌキはそう思います。 
 先月、緊急事態宣言が発せられたころは、桜はおろか、咲いている花など皆無で、冬枯れのままの風景でした。季節の変化は恐ろしいほどの勢いで進み、今、わが家は新緑の海の中にあります。リンゴの花はだいぶ散りましたが、それに替わってヤマツツジやレンゲツツジが開花し、緑の森の中で存在感を発揮しています。何本もあるウワミズザクラは満開状態が続いており、たぶんそのせいでしょうが、森は甘い香りにつつまれています。樹木の下では、ホタルカズラの小さな花が青紫の独特の色を見せており、貴重種のクマガイソウも例年以上にたくさん咲いています。日当たりのよい道路際ではアマドコロを見かけるようになりました。スズランに似た感じの植物ですが、毒はなく食用にもなる由。調べてみるとアマドコロの花言葉は「元気をだして」「心の痛みがわかる人」だそうですから、コロナ禍にさいなまれているすべての人に贈りたい花ですね。
 散歩に出て、目に入ってくるのは満開の八重桜です。ポン太の散歩エリアには特に八重桜が多いのですが、戦後間もなく、この浅間山麓の原野に開拓に入った人々が植えた名残ではないかと推測しています。火山の噴石だらけの不毛の土地を、なんとか豊かな土地に変えたい、そんな願いがこもっているように思えてなりません。ちなみに、おめでたい席で出される桜茶には八重桜が使われており、八は末広がりで縁起の良い数字とされます。
 いま咲き誇る八重桜をよくみると、そのほとんどが老木です。このままではいずれ朽ちてしまい、見事な花を楽しむことができなくなってしまうかもしれません。景観と開拓精神を継承するためにも、要所要所に八重桜の若木を植えるべきではないか、散歩をしながらそんな勝手なことを考えてしまったポン太でした。

 ポン太の森に甘い香りをふりまいているウワミズザクラです。サクラといっても、花は一般のサクラとは全く形状が異なっています。
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 ヤマツツジは、栽培種のツツジと比べると成長が遅く、昨年初めて数輪の花をつけたのですが、今年はこんなにたくさんの花が咲き、森が一気に華やかになりました。平尾山でもそろそろ咲き始めていると思われるので、次の山行が楽しみです。
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 こちらは、いつの間にか自生していたレンゲツツジです。鳥がタネを運んでくれたのかもしれません。ヤマツツジより花は大きく、色は朱にちかいのでよく目立ちます。
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 シャクナゲも開花しました。深山のシャクナゲと比べると色が濃い感じがします。
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 環境省の絶滅危惧種に指定されているクマガイソウです。グロテスクにも見える花ですが、武士が矢を避けるために背負った母衣(ほろ)に形が似ているところから、一ノ谷の合戦で名をはせた熊谷次郎直実の名をとってクマガイソウとなった由。一方、討ち取られた平家の平敦盛になぞらえたアツモリソウもありますが、クマガイソウはラン科アツモリソウ属に含まれるということなので、討ち取られた方が上位になっているというのも面白いですね。
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 単純な青紫色といえない、摩訶不思議な色合いが面白いホタルカズラです。草むらの中でみるとホタルの光のようだというのがその名の由来とか。こちらも地域によっては絶滅危惧種の扱いを受けているそうですから、ポン太の森もたいしたものといえるかもしれません。
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 花言葉がすばらしいアマドコロです。
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 ポン太の家から数分の道沿いに咲く八重桜です。今は住宅地化してしまい開拓地の雰囲気はありません。昔と変わらないのは、後方の浅間山とこの八重桜だけかもしれません。
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 中山道沿いにも八重桜が並木のようになっているところがあります。「中山道歩き」の人にとっては癒やしの風景ではないかと思いますが、今は誰も通りません。
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 御影用水の端にも、八重桜が数本まとまって咲いているところがあります。
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 その近くの旧開拓集落では、道路に沿って、たくさんの八重桜が植えられています。
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 腰の曲がった老木が、これだけ立派に花を咲かせている姿に感動してしまいました。
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 浅間山の雪もこんなに少なくなり、山麓一帯は春から初夏へと一気に移りつつある感じがします。畑では、高原野菜の植え付け作業がたけなわです。
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 ポン太の菜園はどうなっているかといえば、4月の初めに植えたレタスがこんなに大きくなりました。収穫まであと少しです。試しに大きめの葉をとって食べてみましたら、柔らかくて美味しいこと。やはり自家製は最高なり。
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 ジャガイモ(ノーザンルビー)の芽もぐんぐんのびて、ここまで大きくなりました。ここはジャガイモのために新たに開墾した「畑」ですが、うまくいきそうで嬉しいですね。
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街角の芝桜アートを堪能

 散歩とウォーキングはイコールでしょうか。今までこのブログでは、両者を同じことのように取り扱っていたのですが、よくよく考えると、だいぶニュアンスが異なっているように思います。
 辞書をひいてみると、散歩とは、気晴らしや健康のために家の周辺などをぶらぶら歩くことであり、ウォーキングは健康維持のための歩行運動というような説明がなされています。どちらも健康によい行為であることに違いはないのですが、前者は、ぶらぶら歩きながら、見たり聞いたり匂いを感じたり、あるいは思索したりということに力点が置かれているようです。後者は身体を動かすことそれ自体を目的としており、スポーツの一種といえましょう。
 ポン太がやっているのは、どちらなのか。冬場はおそらくウォーキングですが、それ以外の季節は散歩です。春夏秋のスリーシーズンが短期間に凝縮された形でやってくるここ浅間山麓。樹木や草花に象徴される季節の移り変わりを何としても漏らさず味わいたいと思うのです。それには、スピード感のあるウォーキングではなくぶらぶら歩きの散歩が最適というわけです。
 家屋が接近しておらず、どの家にも大なり小なり庭がある当地では、程度の差はあれ、大半の家がガーデニングに力を入れている様子がうかがえます。そうしたお庭を眺めて庭造りのヒントを得たり、今何が咲いているのか確かめて歩くのは、散歩の楽しみの1つといえましょう。ここ二週間ほどの間、特に目を奪われたのは、芝桜の造形です。中には芝桜アートと呼びたいものまでありましたので、そのいくつかをご紹介することにします。

 まずこちらは、畑と道路との境に、農家の方がつくった芝桜アート。道を歩く人を楽しませるためにこれだけ手をかけてくれていることに感謝です。
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 こちらはまだガーデニングを始めたばかりのようですが、芝桜と枝垂れ桜のバランスがよく、この先の変化が楽しみです。
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 芝桜と鯉のぼりののどかな風景。これもまた良きかなです。
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 隣地との段差を利用したみごとな造形ではないでしょうか。
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 こちらも庭と駐車場の間の斜面を利用したものですが、なかなかの迫力です。
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 家の回りを囲む芝桜。段差があるときれいに見えます。
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 駐車場と建物の間の比較的狭いスペースを芝桜で埋めたたくみなガーデニングに驚きました。
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 今咲いているのは芝桜だけですが、相当ガーデニングに力を入れていそうなお庭で、これから先が楽しみです、
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 地域の老人倶楽部が手入れをしている花壇の芝桜です。
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 こちらの石積みと芝桜の組み合わせは見事です。
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 まだまだいろいろな花が咲いてきそうなお庭です。
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 こちらは公共施設(エコールみよた)ですが、浅間の焼け石と芝桜がよくマッチしています。
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 これはアート作品として植えられた芝桜のようで、手前に「Secret Garden Project」という立て札がありました。
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眩い新緑と山麓を彩る花々

 ゴールデンウィークならぬステイホームウィークが終わりました。浅間山麓では、ヤマザクラや八重ザクラを除いてほとんどの桜は散ってしまい、山も森も野もすべてが眩いばかりの新緑に包まれています。毎日のように新しい花が咲き、わが家の話題も「今日は○○が咲いたよ」「○○には○○も咲いている」といった類が多くなりました。
 ポン太の庭では、リンゴが満開、ズミも見頃です。ウワミズザクラも咲きかけています。朝起きて、窓のカーテンを開けたとたんに目に飛び込んでくる新緑の鮮やかさは、この時季ならでは。特に、ツリバナ、ニシキギ、ヤマツツジ、マユミ、ミズキ、白樺といった木々の若葉は、「きみどり」という絵の具の色そのものです。
 「カッコーが鳴いたら作物の植え付けや種まきをする」というのが、この高冷地における古くからの言い伝えということですが、今年はまだカッコーの声は聞こえてきません。しかし、気温は十分高くなってきていますので、ポン太は待ちきれずに、菜園にキュウリとトマトの苗を植え、山東菜のタネを播いてしまいました。この先寒い日があると困るのですが、天気予報を信じればたぶん大丈夫です。
 いつもの平尾山もあっという間に緑のベールに包まれました。頂上の桜はほとんど葉桜となりましたが、1本だけあるオオヤマザクラは、まだ満開。ピンク色の花束のように咲くその姿は、背後に控えている雪解けが進んだ浅間山とよくマッチして、見応えがあります。森の中では、今年もシロバナエンレイソウが可憐な花を咲かせており、登山道脇には可愛らしいワダソウがたくさん咲いていました。麓に近いところではニリンソウも咲き始め、ヤマツツジの蕾も開花まであと一歩というところまでふくらんでいます。平尾山のベストシーズンが始まったといってよいでしょう。


 窓の外は眩いばかりの新緑です。
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 わが家の庭のリンゴも満開。背後の木々の若葉は文字通りの「きみどり」です。チューリップは終わりかけていますが、新緑の中で見るとまだ鮮やかです。
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 これがリンゴ(アルプス乙女)の花です。近寄ると甘い香りが漂ってきます。
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 ポン太推奨のズミの花です。
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 近くで見ると、本当に可愛らしい花です。
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 家庭菜園ではイチゴの花盛り。今年は豊作の予感?
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 ブルーベリーも例年より花が多いように感じます。このまま実って欲しいですね。
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 森の中には美味しいものも。今年はタラの芽の当たり年のようで、たくさん収穫できました。
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 クマガイソウも花芽が出てきました。
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 ポン太の森にも少しだけヤマザクラがあるのですが、こんなに色の濃いものは珍しいのでは。
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 平尾山もすっかり新緑に包まれました。
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 登山道のまわりも緑が増してきて、気持ちよく登れます。
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 つい数日前まで、頂上は桜の花盛りでした。
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 桜の花と遠くの雪山(北アルプス)。絶景です。
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 今も咲いているオオヤマザクラと浅間山です。
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 平尾山では貴重なシロバナエンレイソウです。
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 こちらは可憐なのに、名前はちょっと平凡なワダソウ。
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 ニリンソウも咲いていました。
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 ポン太の森にも咲いているイカリソウですが、平尾山の方がより端正で美しいように見えました。
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 とりわけ珍しいわけではないのですが、きれいなスミレもたくさん咲いています。
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 登山道脇で咲きだした山吹の花です。これも珍しいわけではないのですが、新緑の森とよくマッチしてきれいです。
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歌声喫茶オープン

 この「コロナ自粛」の最中に、歌声喫茶がオープンするなどあり得ないと思われるでしょうね。いえいえあり得るのです。お店ではなく「おうち歌声喫茶」ですから。
 今は、コンサートや○○の集いといったあらゆるイベントが中止となっており、ナマで楽しめるものがありません。それではいささか味気ないので、一計を案じたというわけです。用意したものは、歌詞カードとケーキとコーヒーのみ。お客は、ポン太とポン子の二人だけですから、「三密」の心配はありませんが、緑のさわやかな風が入ってくるように窓は全開にしました。たとえ音程の狂った声が漏れたとしても、腰を抜かすのは森のリスかタヌキぐらいで、ご近所迷惑にならなくて済むのは田舎暮らしならではです。
 口を大きく開いてお腹の底から声を出して歌いたくなるのは、やはり流行歌やポップスの類ではなく、季節感溢れた童謡・唱歌・叙情歌曲。この季節にふさわしい「こいのぼり」「背くらべ」「朧月夜」「夏は来ぬ」「茶摘み」「夏の思い出」「カチューシャ」等をリストアップし、歌詞カードをつくりました。
 「おうち歌声喫茶」では伴奏はなく完全なアカペラです。歌ってみて思ったのは、昔の歌の歌詞のすばらしさ。文語調で格調高いだけでなく情感に溢れていて、自然にメロディーがついてくる感じがします。
 いま浅間山麓では、新緑の森や残雪の山を背景に、無数の鯉のぼりが空を泳いでいます。見ているだけでも気持ちが良いものですが、「こいのぼり」の歌を声に出して歌うと、体中に元気がみなぎってくるような気がしました。ちなみに「こいのぼり」の歌は二つありますが、ポン太の好みは「屋根より高い~♪」の方ではなく、「いらかの波と雲の波~♪」ではじまる弘田龍太郎作曲の勇壮な曲です。「たちばな薫るあさかぜに、高く泳ぐや鯉のぼり」と歌っていくと、自分も鯉のぼりとともに空に舞い上がっていくような高揚感が味わえ、気持ちがすっきりします。ロックダウンされたイタリアの都市住民が、気持ちを奮い立たせるようにマンションのベランダに出て大声で歌い合っているシーンがテレビで流れましたが、あの気持ち、わかりますね。
 「リンゴの花ほころび~♪」と「カチューシャ」を歌い終わって、外に出てみると、昨日まで蕾だったリンゴの花が咲き始めていました。「コロナ」の渦中とはいえ、麗らかな春です。

 歌声喫茶の準備OKなり。ポン太とポン子の二人だけでは寂しいので、「ポンちゃん」にも参加してもらいました。
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 リンゴ(アルプス乙女)の花が咲きました。リンゴの花は満開時よりも、咲き始めのころが一番可愛らしくてきれいです。
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 ささやかな菜園のまわりの木々が一斉に芽吹いて、薄緑のベールがかかったように見えます。頭上ではヤマザクラが咲き始めました。
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 森の中ではイカリソウが咲いていました。
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 ヒトリシズカもお目覚めです。
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 日当たりのよいところは、フデリンドウのお花畑になっていました。
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 樹形が悪くヤブのようになってしまうので、ポン太はあまり好きではないのですが、花とその名前だけは素敵なウグイスカグラです。
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 それとは逆に、名前から受けるイメージはよくなくても、森の中で咲いていると存在感があり、ポン太が大好きなのがズミ。蕾が赤くふくらんできました。
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 花壇のチューリップが咲きそろい、華やかな雰囲気になりました。
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 チューリップは大好きなので、自分でもどこに植えたか忘れてしまうほど、あちらこちらに植えてあるのですが、クマザサの中でこんな咲き方をしているものもありました。
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 岩とコラボしているこちらもきれいです。
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 植えたのではなく、抜いた雑草と一緒に土に埋めてしまったと思われる球根が育って、いつのまにか花を咲かせていました。
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 気候が良くなるとやたらに庭いじりがしたくなるもの。今年新設した「タヌキ花壇」にアスターを植え、コスモスのタネをまいてみました。秋にはどんな風景になるか楽しみです。
タヌキの花壇賑わう.JPG

アカル山を経てモンブランに登頂!?

 先月はモンブランに登頂しました。「コロナ」が猛威をふるっているこの時期に、ヨーロッパアルプスの最高峰であるモンブランに登頂? ウソに決まっているだろうと思われるかもしれません。そのとおり、ウソといえばウソですが、まったくのデタラメというわけではありません。
 生活エリアである浅間山麓から一歩も出ないという「自粛」生活を送る中で、健康維持のためのウォーキングと地元の里山歩きの回数だけは着実に増えました。先月は山歩きに出かけた回数が合計16回となり、なんと月間の最多記録を更新してしまいました。出かけた先は平尾山が大半ですが、少し気分を変えようとアカル山にも登りました。いずれも登山口から山頂までの高度差は300m程度ですので、300m×16回で4800m、それがこの1ヶ月間に実際に登った高さの累計です。1ヶ月かけて、標高4800mの山に(海岸線から)登ったのと同じではないかと考え、その高さに該当する名山を探したところ、ほぼ一致したのが、標高4810mのモンブランというわけです。
 単なるこじつけに過ぎないと言われるかもしれませんが、佐久の里山が世界的名峰のモンブランに大化けし、大きな満足感を得ることができたのですから、タヌキらしくていいじゃありませんか。ポン太はタヌキ界において、間違いなくモンブランの登頂に成功したのです。
 さて、平尾山についてはこのブログで何度も取り上げていますが、アカル山についてはこれまで触れたことがありません。アカル山を漢字で書くと閼伽流山です。難読山名の典型といえそうですが、サンスクリット語で、聖なる(清らかな)水を意味するそうで、山麓には、慈覚大師により天長3年(826年)に建立されたと伝わる天台宗の古刹明泉寺があります。山全体が宗教的雰囲気に満ち、佐久のパワースポットだと言う人もいます。岩峰の1つに仙人ヶ岳とよばれるところがあり、昭和天皇が摂政宮であった時代に登頂し、そこで野点をしたというのですから、かつては地域を代表するような名所だったのでしょう。海抜1028mの山頂は、仙人ヶ岳から尾根を10分ほどたどったところにありますが、展望はまったくなし。山登りとして面白いかどうかは別として、昔の文人墨客に好まれた雰囲気とはどういうものか、それを実感できるという意味では、大変面白い里山です。

 月間16回目の山歩きを達成すべく平尾山へ。平尾山を愛するどなたかが植えてくれたのでしょう。登山道脇に水仙が咲いていました。
登山道脇の水仙.JPG
 先月初回の登山の際には冬枯れ状態だった平尾山も、いまは芽吹き始めた木々の緑が目立つようになりました。
芽吹き始めた平尾山.JPG
 月間16回の記録達成と「モンブラン」登頂を祝って万歳!
月間16回登山達成.JPG
 この「快挙」を祝うかのように、森の中では早春の精ともいわれるアズマイチゲ(東一華)が見事に花開いていました。
アズマイチゲの花.JPG
 ポン太も「モンブラン」登頂の記念と、いつもお世話になっている平尾山への感謝の気持ちをこめて、わが家から持参したモミジを一株植えました。大きく育って、秋の平尾山を真っ赤に染めてくれると嬉しいのですが・・・。 
記念植樹.JPG

 さてこちらは閼伽流山の麓にある天台宗の古刹明泉寺です。
名泉寺の石段.JPG
 明泉寺の参道から閼伽流山への登山道が分岐していますが、この字をみて「あかるさん」と読める人は少ないのでは。
登山口.JPG
 山里のすばらしい風景に心が躍ります。
山里の桜みち.JPG
 登山道の脇にこんな注意看板が立っていました。クライミング禁止というのが面白いですが、その理由は登ってみればわかります。
諸注意.JPG
 この山全体が寺域といってもよく、沿道の桜にも宗教的雰囲気を感じました。
DSCF0383.JPG
 登山道の脇に丁目石(1~12丁目まで)が設置されていて、そこには、願主(おそらく檀家の方)が詠まれた歌(短歌ではありません)が刻まれていました。声に出して読んでみるとリズミカルな傑作ぞろいです。これは6丁目の丁目石ですが、「日本アルプス雲間にみえて、花の浄土の閼伽流山」と刻まれています。これはもう「閼伽流山小唄」。手拍子を打ちたくなります。
六丁目石.JPG
 12丁目が近づくと、鐘楼が見えてきました。山寺らしい風情のある鐘楼です。
鐘楼.JPG
 大岩壁を背にした観音堂です。こんな岩壁をみればロッククライマーは登りたくなるでしょうね。前述の禁止表示の意味がわかります。この岩壁の上が仙人ヶ岳です。
観音堂と仙人ヶ岳.JPG
 観音堂から仙人ヶ岳にいたる道は急峻で、この山一番の難所です。
急峻な仙人ヶ岳への道.JPG
 ここが仙人ヶ岳の頂上です。摂政宮時代の昭和天皇が大正12年に訪れたことを示す石碑が立っていました。
野点の碑.JPG
 仙人ヶ岳からの眺めはすばらしく、佐久平と蓼科八ヶ岳連峰が一望できます。ただし、かなりの高度感があり、ここで野点をしたらおしりがむずむずしそうですが・・。
仙人ヶ岳からの絶景.JPG
 美しい松と岩の織りなす風景。文人墨客が好む要素がここにはあります。
松が美しい景観.JPG
 こちらが閼伽流山の本当の頂上ですが、展望もなく面白みはありません。
山頂.JPG
 麓から見上げた閼伽流山の稜線です。右手の尖った岩峰が仙人ヶ岳です。水墨画に描かれている山のようで、昔の人はこういう景観に憧れたのではないでしょうか。
アカル山の稜線.JPG