初夏の薫り

 森に甘い香りが漂い始めました。アカシアの花が咲いたのです。咲く時は一気に咲き、頭上には白い房が無数に垂れ下がってきます。窓から入ってくるこの甘い薫りとカッコーの鳴き声。これぞまさしく、浅間山麓が初夏になった証のような気がします。
 菜園の野菜も生長著しく、イチゴが実り始め、レタスは食べ頃の状態が続いています。ジャガイモ(ノーザンルビー)の花も咲きました。ルバーブの茎もだいぶ太くなったので、そろそろジャムにできそうです。花壇では、ミヤコワスレが咲き始め、タネを播いておいた、マリーゴールドや百日草、コスモスが発芽しました。森の中では、黄色い妖精のようなキスゲが開花。植えたわけではないのに自然に定着したアヤメやツユクサも咲き始め、どこを見ても間違いなく初夏の風景です。
 いつもの平尾山も緑が濃くなり、新緑とコラボしていたヤマツツジの花も、頂上付近の一部を除き姿を消しました。浅間山の雪もすっかりなくなり、完全な夏姿です。佐久平一帯の水田では田植えが終わったところが多く、小さな苗が整然と並んでいる様は、以前のブログで紹介した畑アート同様、「たんぼアート」と言ってもよい美しさといえましょう。
 平尾山の森の中で嬉しい発見がありました。それはクリンソウが咲いていたことです。昨年は見た記憶がなく、絶えてしまったのかと危惧していたのですが、せせらぎの傍らに見事な花を咲かせていて安心しました。クリンソウは日本原産のサクラソウ科の植物の中で最も大型で、花の咲いている姿が仏閣の「九輪」に似ているのが名の由来とか。
 植物の世界が初夏になった以上、こちらも対応せねばと、今日は衣替えに取り組みました。といっても半袖になったわけではありません。真夏でも朝夕は肌寒さを感じる当地では、半袖で過ごせる日は少なく、紫外線も強いので、重宝するのは薄手の長袖。よって、衣替えといっても見た目はたいして変わりませんが、衣服が少し軽くなった分、気持ちも軽くなりました。「コロナ」の懸念がなければ、最も過ごしやすい季節なのですが・・・。

 これでもかというほど咲いているアカシアの花です。蜜がたっぷりあり、ハチミツといえばこれ。明治期に北米からアカシアとして輸入されたので、日本では一般的にアカシアと呼ばれていますが、本当の名はハリエンジュ(ニセアカシア)です。
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 咲いているのは全部アカシアという湯川のほとりです。甘い香りが漂ってきます。
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 アカシアと田植えが終わったばかりの田んぼがコラボしていました。これぞ「たんぼアート」なり。
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 さて、わが家の庭ではミヤコワスレが咲き始めました。その名にぴったりの花で、ポン太は大好きです。
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 植えたわけではないのに、こんなにきれいなツユクサです。
ツユクサ咲く.JPG
 アヤメも咲き始めました。この季節にはこの色が似合います。
アヤメ咲く.JPG
 森の中ではキスゲが咲き始め、暗い森が一気に明るくなりました。
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 菜園のジャガイモ(ノーザンルビー)も大きく育ち、こんな花が咲きました。
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 食べ頃になったイチゴです。粒は小さいのですが味は濃く美味。しばらく楽しめそうです。
イチゴ初収穫.JPG
 菜園外の空き地に天然ミツバが大発生。あまりにも量が多いので、おひたしにしてみましたら、しゃきしゃきして予想以上に美味でした。
ミツバ.JPG
 アカシアほどのインパクトはありませんが、ミズキも咲いています。街路樹に多いハナミズキとはまったく別物です。
ミズキの花.JPG
 道端にもいろいろな花が咲いていますが、これはムシトリナデシコ。雑草としてむしってしまうには惜しい気がします。
ムシトリスミレ.JPG
 アサマフウロに似ている花が咲いていました。名前を調べてみましたら、ヒメフウロのようです。
ヒメフウロ.JPG
 さて、平尾山も新緑から万緑へ。登山道もごらんのとおりです。ここは頂上に近いところなので、まだ少しヤマツツジの花が残っていました。
万緑の忍耐の小径.JPG
 頂上付近も、背後の佐久平も緑一色です。
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 登山道の傍らにギンランが咲いていました。
ギンラン.JPG
 クリンソウを見つけました。見応えのある素敵な花です。
クリンソウ.JPG
 浅間山もすっかり夏姿になりました。
natuasama .JPG 

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