浅間連峰秋便り<その2> 彩り豊かな烏帽子岳

 登りやすく展望抜群で、高山植物も豊富。貴重な蝶やカモシカにも出会える。登山道の途中には美しいカラマツの自然林もある。そんな良いことづくめのような山が烏帽子岳です。何度登っても期待を裏切ることのない山ですが、秋もまた文句なしと言ってよいでしょう。紅葉する木々が適度に存在し、多様な色彩を楽しむことができます。公園のモミジような派手さはないものの、山の紅葉はかくあるべしと言いたいような眺めを楽しむことができるのです。
 烏帽子という名のとおりの山容で、山頂部には二つのピークがあります。最初に到達するのが小烏帽子というピークで、いったん下って登り返した次のピークが標高2066mの烏帽子岳山頂となります。小烏帽子から烏帽子岳山頂に至る稜線歩きが、なんといってもこの山のハイライトです。周囲の山々の眺めがすばらしいのはもちろんですが、登山道のまわりには紅葉する低木が多く、天気さえよければこれほど気持ちの良い稜線歩きはありません。
 途中でなんと80代の登山者に出会いました。いくつになっても、体力の続く限り登りたいと思わせるだけの魅力がある山なのです。見頃をむかえた烏帽子岳や湯ノ丸山一帯の紅葉。この先、カラマツが紅葉する今月下旬まで、楽しむことができそうです。

 登山口の地蔵峠を出発して15分ほどで湯の丸キャンプ場です。白樺がよい感じに色づいていました。背後の山は湯ノ丸山です。
湯の丸キャンプ場より望む湯ノ丸山.JPG
 まずは湯ノ丸山の麓を半周してその裏側まで進みます。傾斜はゆるやかで、山歩きというよりもウォーキング。美しいカラマツの自然林を眺めながらの道中は快適そのものです。
色づき始めたカラマツ林.JPG
 まさに秋色の遊歩道といった感じです。行く手に烏帽子岳の稜線が見えてきました。
秋色の歩道.JPG
 地蔵峠から一時間強で、湯ノ丸山裏登山道との分岐に到着です。前方の山肌が色づいているのがわかり、期待感が高まります。ここからが本格的な山登りです。
湯の丸分岐.JPG
 烏帽子岳山腹の朱を散らしたような紅葉が目に飛び込んできました。
山腹の紅葉.JPG
 登るにしたがって赤い色が増えてきました。
彩り増す登山道.JPG
 足元のハクサンフウロの葉もきれいに紅葉していました。
フウロの紅葉.JPG
 これぞ山の紅葉という感じです。
これぞ山の紅葉.JPG
 めざす小烏帽子の山頂付近も色づいています。
小烏帽子の紅葉.JPG
 小烏帽子の山頂からみた烏帽子岳です。左側斜面の紅葉がみごとです。
烏帽子山頂付近の紅葉.JPG
 小烏帽子から烏帽子岳山頂へと続く稜線は、まさに雲上のパラダイス。道沿いの低木がきれいに紅葉していました。
紅葉の稜線.JPG
 紅葉した木々の真っ只中を進むところもあります。
紅葉の中をいく.JPG
 振り返ってみた稜線です。小烏帽子の山腹がみごとに色づいていました。
稜線はパラダイス.JPG
 地蔵峠から2時間20分ほど(含休憩)で烏帽子岳山頂に到着しました。目の前の湯ノ丸山も紅葉が進んでいるように見えます。
烏帽子から見た湯の丸.JPG
 登頂後は、同じ道をたどり地蔵峠にもどりましたが、日が傾くに従って山腹の紅葉がより一層輝きを増し、山歩きのフィナーレを飾ってくれました。
色とりどり.JPG

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