日本一の白樺林から、紅さす池畔へ

 このタイトルをみて、すぐにその場所が頭に浮ばない方は、失礼ながら、佐久地域にまったく縁がないか、一度も足を運ばれたことがない方でしょう。当地で、日本一の白樺の群生地といえば、北八ヶ岳の東側山腹に広がる八千穂高原であり、水辺に紅をさしたような鮮やかな紅葉といえば白駒池をおいてほかにはありません。
 浅間山麓在住のポン太にとっても、紅葉シーズンに必ず1度は訪れたい場所になっています。今年は出かけるのが少し遅くなってしまい、見頃を過ぎたのではと不安になりましたが、例年より紅葉の進み方が遅かったようで、なんとか間に合いました。
 コロナに配慮して、池畔が「密」になりやすい時間帯は避け、夕方、それも日没にぎりぎり間に合う遅い時間にしました。その結果、駐車場はガラガラ、池を一周する遊歩道の人影もまばら、夕陽を浴びた池畔の紅葉は今まで見たことがないほど鮮やかでしたから、この選択は大正解でした。
 白駒池へ行く前に、八千穂高原の「八千穂レイク」周辺を散策したのですが、広大な白樺林の紅葉もちょうど見頃になっており、白駒池と甲乙つけがたい美景を堪能することができました。ところで、八千穂高原は「恋人の聖地」ということになっているそうです。ところが、まわりを見渡してみれば、散策しているのは中高年ばかり。「明るい青空白樺林、山越え谷越えはるばると・・」などという歌詞に反応し、白樺に高原のロマンを感じるのは、ある年代以上なのかもしれません。

 八千穂高原へむかう途中の景観です。
八千穂高原の秋.JPG
 渓流沿いの木々もきれいに色づいています。
大石川の紅葉.JPG
 標高が上がると道路沿いでもこの美しさです。
道沿いの紅葉.JPG
 白樺群生地の紅葉です。まさに「ザ・高原」といった感じ。
白樺の黄葉.JPG
 八千穂レイクは1973年に農業用としてつくられた溜池ですが、今はすっかりまわりの風景に溶け込んでいて、池畔の紅葉もご覧のとおりの見事さです。この池の標高は1505mあります。
八千穂レイク湖畔の紅葉.JPG
 ここは「恋人の聖地」ということですが、この日は「釣り人の聖地」になっていました。
釣り人の聖地?八千穂レイク.JPG
 今年もすばらしい紅葉を見せてくれた白駒池です。こちらの標高は2115mもあり、天然の池としては日本最高所に位置しています。
いつも美しい白駒池.JPG
 このあたりの岸辺の紅葉はすでに盛りを過ぎていましたが、それでも十分綺麗です。
紅葉とボート.JPG
 まばゆいばかりの池畔の紅葉です。 
白駒池池畔の紅葉.JPG
 今年はコロナの影響で小屋泊まりの人が減った分、キャンプが大人気で、土日は予約もとれないほどだったそうです。この日は平日だったせいか、数張レベルでした。
テント場.JPG
 周回路の樹間からみる紅葉は風情があります。
夕陽を浴びた紅葉.JPG
 水辺に赤い葉がちらほらと見えるこんな感じも悪くありません。
水辺の紅葉.JPG
 この写真どのように見えますか?実はこれは水面に映っている紅葉なのです。浮遊する落ち葉とコラボして、水の中にも紅葉した樹木があるように見えます。
水紅葉.JPG
 斜光を浴びて、輝きを増した紅葉です。水面に映る色も素敵でした。
夕陽の照る紅葉.JPG
 あたりが少し薄暗くなると、池畔の小屋が温もりのある特別な場所に見えてきます。「水にたそがれ迫るころ、岸の林をしずかにゆけば、雲は流れて・・」という、はるか上の世代の歌がなぜか思い浮かびます。ただし、「湖畔の宿」は榛名湖が舞台だそうですから、ここではありません。
湖畔の小屋.JPG
 白駒池の周囲は「苔の森」として知られています。夕陽が差し込むと、より一層神秘的な感じになり、本日のフィナーレにふさわしいものでした。
苔の森の夕陽.JPG



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