リンゴの唄

 山も野も冬枯れの風景となる中、ひときわ目立つ存在がリンゴです。この時季らしい澄み切った青空を背景に、真っ赤なリンゴがたわわに実っている光景を目にしますと、元気が出ます。
 敗戦後の混乱期、人々に生き抜く力を与えたといわれる「リンゴの唄」。懐メロ番組などでくり返しとり上げられていましたので、その時代を生きたわけではないポン太でも、「赤いリンゴに唇よせて・・・」と口ずさむことができます。たくさんある果物の中でなぜリンゴだったのでしょうか。瑞々しさを感じさせるということだけでなく、リンゴの育つ環境の厳しさも関係しているかもしれません。厳しい冬があればこそ豊かな実りがある。それは希望につながります。子供のころに歌った童謡にも「わたしはまっかなリンゴです お国は寒い北の国」とあり、リンゴ=寒さの厳しい土地の産物、というイメージです。
 リンゴの中でも横綱格の「サンふじ」が、出荷の最盛期をむかえました。いつもの年ですと、あちらこちらで収穫祭や即売会のようなイベントが開かれ、簡単にリンゴを入手することができるのですが、今年はコロナの影響で、大半が中止となってしまいました。生産者にとっても大打撃でしょう。 せっかく実ったリンゴを、食べないわけにはいかないと、なんとか開催にこぎつけた収穫祭を探しだし、買いに出かけました。蜜がたっぷり入った旬のリンゴはやはり味が全然違います。「リンゴはなんにも言わないけれど、リンゴの気持ちはよくわかる」というのが、リンゴの唄の歌詞ですが、「気持ち」はともかく、食べてみれば、リンゴの実力はよくわかります。産地の近くに住むようになって、本当に美味しいリンゴの味がわかるようになった気がするポン太とポン子です。

 立派に実っているリンゴを見ると嬉しくなります。
たわわに実ったリンゴ.JPG
 こちらも収穫間近の美味しそうなリンゴです。
実ったリンゴ.JPG
 実ったリンゴを鳥や獣に盗られてはならじと、お姉さんの案山子がしっかり見張っています。
立派な案山子.JPG
 こちらの農園には、凝った案山子やたくさんの吹き流しが設置されていて、遊園地のような楽しい雰囲気。
リンゴと案山子.JPG
 産地ならではと思うのは、「家庭用」の名で売られている、比較的廉価なリンゴを買うことができることです。このように大きさも色も形もちょっと不揃いではありますが、味は「贈答用」に劣りません。
不揃いだが美味のリンゴ.JPG
 切ってみるとご覧のとおり。蜜がたっぷりで、甘味と酸味がほどよく調和した、これぞリンゴという味でした。
蜜がたっぷりのリンゴ.JPG

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