山のご褒美 -今季初の霧氷-

 コロナ禍の「ステイホーム」に耐えかねて、ふだん山に出かけることのない人が、山(低山が多いそうですが)へ出かけて遭難するケースが増えているとか。出かけたい気持ちはよくわかります。誰だって、美味しい空気を吸いながら気持ちよく身体を動かしたいもの。されど山を甘く見てはいけません。売店などありませんし、救急車も来てはくれません。里山といえども、それなりの装備が必要ですし、時間のゆとりをもった行動を心がける必要があります。それさえしっかりしていれば、これほどリフレッシュできる世界はありません。
 幸いなことに、信州は山だらけですし、コロナ禍の下でも、安全に歩けるところがたくさんあります。遠出ができないので、今年は近場の山歩きに専念しました。その結果、出かける回数が増え、数えてみましたら、先月末までに100回を超えました。おそらく今年は年間最多記録を更新するものと思われます。山歩きといっても一番多いのは平尾山です。同じ山では飽きてしまうのではと思われるかもしれませんが、何度も登っていると、山からご褒美をもらえることも多く、飽きるどころか、今日はどうかなといつも楽しみです。
 先月の最終回、山頂に近づくと、晴天にもかかわらず、森に雨だれのような音が響いていました。最初は浅間山の雪が風で飛んできたのかと思ったのですが、なんとそれは、霧氷が溶けた水滴の仕業でした。山頂に着くと、頭上の松は、まだ霧氷がついたままで真っ白。さらに、その先のゲレンデ方面に続く尾根道は、純白の宮殿状態で、今季初の霧氷を堪能することができました。

平尾山山頂の松に霧氷がついて、このような姿になっていました。
松の霧氷.JPG
 松の枝の先に見える浅間山も、きれいに雪化粧していました。
松の霧氷と浅間.JPG
 霧氷だけでなく、この日は眺望も抜群。登った人誰もが満足したのではないでしょうか。
大展望の平尾山.JPG
 雪を纏った槍ヶ岳や穂高連峰などは、まるでヒマラヤの山々を見ているような感じでした。
槍穂高のコピー.jpg
 蓼科山や八ヶ岳も、シルエット状態ではなく、はっきり見渡せました。
蓼科八ヶ岳もはっきりのコピー.jpg
 墨絵のように見えるのは、佐久の名山である茂来山。遠くに秩父多摩甲斐国立公園の山々も見えます。
茂来山方面のコピー.jpg
 ゲレンデ方面へとつながる尾根道のみごとな霧氷です。
霧氷咲く尾根.JPG
 少し溶けて飴細工のようになっていたところもあります。
飴細工のような霧氷.JPG
 このような景色を見ると、寒さを忘れて、やはり冬は寒くなければだめだ、などと思ってしまいます。
岩と霧氷.JPG
 霧氷の森の木の枝に、天蚕の繭を見つけました。美しい緑色です。
霧氷と天蚕.JPG
 こちらは下に落ちていた天蚕の繭と蜂の巣です。芸術作品のように見えなくもありません。冬も楽しめる平尾山です。
天蚕と蜂の巣/平尾山で採取.JPG

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