雪は降れども

 一昨日から昨日にかけて、今季はじめて本格的な雪が降り、10cmほど積もりました。目覚めて、窓の外が真っ白になっているのを見ると、子供のようにウキウキしてしまいます。大雪でなければ、雪掻きもたいした作業ではなく、雪景色を楽しめて嬉しいという気分です。
 ところが、今回の雪はいつもと様子が違っていました。24時間稼働しているはずのストーブがいつのまにか止まっていて、「地震による停止」を示すエラー表示が出ていました。どうやら、屋根に積もった雪が、一気に滑り落ちた際の震動を、センサーが地震と認識したようです。落ちたのが重く湿った雪だったからではないでしょうか。
 外に出てみると、道路の雪はどんどん溶けてシャーベット状になっていました。まるで春を感じさせるような雪です。本来は雪の少ない東信や中南信地域に降る雪を、信州では上雪(かみゆき)と呼んでいます。上雪は、冬型の気圧配置が弱まる春先に降ることが多く、水分を多く含んだ重いべったりした感じの雪になりがちですが、今回の雪はまさにそんな感じでした。しかし、今はまだ1月、「寒」の最中です。いつもなら、この時季に降る雪は、さらさらの粉雪で、雪だるまをつくるに苦労するのですが、今回は道路際の雪をちょっと積み上げただけで、あっという間に大きな雪だるまができあがりました。
 今朝の新聞に、信州でも温暖化が進んでおり、今世紀末の長野市は今の鹿児島市と同程度になる可能性があるという記事が載っていました。今回の雪は温暖化の証なのかもしれません。そう考えると、ウキウキした気分になっているわけにもいきませんが、せっかくの雪景色ですから、楽しまないのは損と、散歩に出かけてみました。きゅっきゅっと雪を踏みしめながら歩くのは実に気分のよいものです。ところが今回は、べちゃべちゃした箇所が多く、防寒靴の中がびしょ濡れになってしまいました。
 やはり冬は寒い方がよい。寒冷地は寒冷地らしくありたい。ストップ温暖化。つくづくそう思ったポン太でした。

 朝起きて、ベランダのカーテンを開けると、景色が一変していて、気分が高揚します。
ベランダの雪.JPG
 作業スペースの前も、純白の森に変身しており、しばし見とれてしまいます。
窓の雪.JPG
 昼過ぎに外にでてみると、家の近くの道はこんな状態で、雪はかなり溶けていました。
近くの道.JPG
 中山道もご覧のとおりで、道路際に残る雪は、間もなく溶けてしまう春の淡雪といった感じです。
中山道の雪.JPG
 裏道にはさすがにまだ雪がたくさん残っており、こうしたところは気分良く歩くことができます。
雪道.JPG
 水辺(御影用水)も、雪があると良い雰囲気です。
雪の水辺.JPG
 遅れてきたクリスマスのような景色です。
クリスマスのような雪景色.JPG
 以前のブログで触れたとおり、浅間山麓はいま大変な建築ラッシュ。散歩中にも、いたるところで、建築中の家を見かけます。
新築中1.JPG
 雪の中でも、コンコンと作業する音が響いていました。ここは最近まで売り地の看板がでていた森の一角です。
新築2.JPG
 ここはレタス畑だったところですが、次々と家が建てられ、住宅地化しつつあります。
新築3.JPG
 こちらは著名な音楽家O氏の別荘とされる建物ですが、足場がとれて完成の域に達しつつあるようです。この時季の散歩は、まるで建築中の建物見学会のようでもありますが、他人様の家とはいえ、どんなデザインの建物になるのか、建築主のこだわりは何か、まわりの景観と調和しているか、といったことを考えながら眺めてみると、それなりに楽しいものです。
O邸.JPG
 家にもどって、雪だるまをつくってみました。雪をみると、こういうものをつくりたくなってしまうのですが、湿った雪は固めるのが簡単で、わずか10分で完成です。誰に見せるのかって?コロナ禍で孫も来ることができませんから、まったくの自己満足です。
スノーマン.JPG

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