テーマ:信州の春

森は生きている

  昔、学校の芸術鑑賞会で、「森は生きている」という劇をみた記憶があります。演劇など全く興味が無く、ダルい行事だと思いつつ会場のホールに足を運んだのですが、始まってしばらくするとすっかり舞台にひき込まれてしまい、こんなに面白いものをそれまで知らずにいたのが惜しいような気がしました。  ポン太の森も劇場と同じで、日々変化するその様子を見…
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野性の王国

 ポン太の森やその周辺には、野生動物が多数生息しており、遭遇することも稀ではありません。ただし、相手は野性ですから、ふいに現れるという感じで、カメラを取り出している間に姿を消してしまいます。それでも、なんとか間に合ってカメラに収まった森の仲間たちをご紹介しましょう。このほか、キツネやリス、ヤマネ、ニホンジカ、ハクビシンなどと出会ったこ…
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ズミ

 標高の高いエリアでも、さすがに桜の話題は少なくなりましたが、新緑の森の中で桜に似た花を咲かせている樹木があります。ポン太は以前、温泉の露天風呂に浸かっていたとき、裏山に咲くその花がみごとだったので、従業員の方に「まだ桜が咲いていているのですね」と言いましたら、「あれはズミですよ」と笑われてしまいました。遠目には桜にみえるズミ。それ…
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注文の多い湯屋

 浅間山麓の御代田町には、肌に卓効ありとされ、ポン子が化粧水のようだと絶賛している大谷地鉱泉があります。川端康成も訪れたことがあるという歴史の古い入浴施設ですが、冷鉱泉を沸かしているため、湯舟は小さく、数人でいっぱいになってしまいます。  脱衣場の張り紙に、「石けんなどで身体を洗ってから入る。湯が熱いので、2、3度お湯をかけてから…
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童謡・唱歌の風景

 信州は広く標高差も大きいので、出かける場所によっては、季節がいったりきたりする感じがします。  水芭蕉が見頃になったという情報を得て、2年ぶりに斑尾高原にでかけました。豪雪地帯だけに、5月半ばでもまだ雪がかなり残っており、木々の芽吹きもようやく始まったばかり。雪解け水の中にたくさんの水芭蕉が顔をだしており、その可憐な姿に、古ダヌキの…
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開拓が育んだ美景

 火山灰地である浅間山麓一帯は、かつては原野の広がる不毛の土地でした。江戸時代の初期に小諸藩の柏木小右衛門という人物が、千ヶ滝(軽井沢町)から御影新田(小諸市)に至る用水路を切り開いたということですが、それを改修し発展させた施設が軽井沢町の追分にあります。県営の事業として1971年に竣工した千ヶ滝湯川用水温水路です。水温を上昇させるため…
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軽井沢の魅力はウォーキングにあり

  軽井沢は言わずと知れた日本を代表する避暑地・保養地。上品なイメージがある一方、「軽井沢値段」という言葉もあるくらいで、内容に比して割高なお店も少なくありません。それでもこの町が魅力を失わないのは、すべてを包み込んでしまう圧倒的な緑のパワーが存在するからでしょう。街なのに森の中。ただの散歩が、これほど心地よく感じられる町は他にはありま…
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大和ごころ

 浅間山麓一帯の芽吹きは一気に進み、森全体が淡い緑のベールをかけたようになりました。人里のソメイヨシノと入れ替わるように、新緑の森の中ではヤマザクラが満開です。花の密度が低く、葉も同時にでてしまうので、いわゆるお花見といった浮かれた気分にはなりませんが、森の中で人知れず楚々と咲くこのヤマザクラこそ、日本古来の桜の風情かもしれません。宣長…
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リンゴの花ほころび

 いま、浅間山の周辺では、果樹の花が盛りをむかえています。春は目で味わい、秋には口で味わう。果物を二度味わうことができるのは、産地ならではです。ポン太がしばしば徘徊している平尾山の山麓(上信越道佐久平PA付近)は、「平尾桃源郷」とも呼ばれる桃の里。ピンクの花の海に浮かぶ浅間山の眺めは、なかなかの絶景です。  ポン太の森でも、数年前に植…
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芽吹きラッシュ

  ゴールデンウィークに入り浅間山麓も賑やかになりました。軽井沢などは車の渋滞で、町内へ入ることすら大変ですし、有名スポットは人また人。  ポン太の森やその周辺も賑やかになりましたが、こちらは人ではなく、芽吹きラッシュの賑やかさです。その主役といってもよいのがカラマツ。まことに可愛らしい芽吹きで、いつも癒されます。満開の桜とのコラボも…
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街道を登る桜

  旧街道には、なんともいえぬ風情があります。そんじょそこらのただの道とは異なり、そこを行き来した無数の旅人たちの思いが染み込んでいるような気がするからです。  浅間山麓の旧街道といえば中山道です。軽井沢、沓掛(現在の中軽井沢)、追分は、かつては浅間三宿とよばれて賑わっていました。追分宿はその名のとおり、北国街道との分岐点で、標高約…
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森の目覚め

 このところ桜に浮かれてあちこち徘徊していたポン太でしたが、ねぐらにしている森をよく眺めてみると、様々な嬉しい変化が起きていました。岩の隙間には可憐なスミレが背をいっぱいに伸ばして咲いており、枯れ葉の下からはヒトリシズカが顔をだしています。名前どおりの形をしたイカリソウのピンクの花はすでに盛り。いずれも目を凝らさないと見過ごしてしまいそ…
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さくら協奏曲第3楽章 長野牧場

 ポン太の森のような標高の高いところを除き、信州の桜もいよいよフィナーレ。数あるお花見スポットの中で、ここだけは外せないというポン太お気に入りの場所があります。それは佐久市内にある長野牧場(正式名称は、独立行政法人・家畜改良センター茨城牧場長野支場)です。元々は、日露戦争後、軍馬の改良を目的として設置された国立の種馬所でしたが、今は山羊…
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桜色の車窓

 桜ネタばかりでなんだと思われるかもしれませんが、この季節、もっともインパクトがあるのはやはり桜。桜が咲くと、それまでのくすんだ景色が一変し、まるで魔法をみているような気さえします。とりわけ、長い冬を耐えてきた山国では、一気に気分が解放され、もう舞い上がってしまいそう。ポン太もドローン状態といいたいところですが、やっぱり得意ワザはドロー…
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さくら協奏曲第2楽章 懐古園(小諸城址)の夜桜

 小諸の懐古園(小諸城址)は、東信地方でも1、2を争う桜の名所です。夜桜も見応えありということで、ポン太も徘徊に及びました。桜はライトアップされていましたが、足元を照らす照明はほとんど無く、黒々とした大地に浮かび上がるピンクの海のような情景はまさに幻想的。とりわけ、花の色合いと枝振りの良さに見とれてしまったのが、コモロヤエベニシダレ(小…
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さくら咲く咲く佐久平

 ポン太の森から少し下ると佐久平です。標高700m前後のその一帯が、今、桜の季節をむかえています。ちょっと変わった桜の名所を徘徊してきましたので、ご紹介しましょう。 《五稜郭の桜》  五稜郭といえば誰しも函館を思い浮かべるでしょうが、ここ佐久では龍岡城のことです。星形をした西洋式の城郭をもつ城は、全国的にみても函館とここの二つし…
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コブシにコブされ

伊那への小さな旅からもどると、コブシが開花していました。芽吹きにはまだ少し間がある森の中に、純白のその花が凛として咲く姿をみると、さあ春だ、おまえも元気に活動しろよ、といわれているような気がします。まさに高原の迎春花。朝からこぶしに鼓舞されて、このブログをアップしたポン太でした。
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天下第一の桜と最強パワースポット

 山国信州で平らなところといえば盆地。県歌『信濃の国』には、「松本 伊那 佐久 善光寺、四つの平は肥沃の地」とあります。先週末、その四大盆地の一つ、伊那(伊那谷)へでかけてきました。ポン太の連れ合い(ポン子)の古い友人であるKさんのお宅にお邪魔し、Kさん御夫妻に、桜の名所高遠やパワースポットして注目されている分杭峠などを案内していただい…
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さくら協奏曲第1楽章 上田城

信州の東部にあたる上田・佐久エリアを東信地方と呼びます。浅間山麓もその中に含まれており、ポン太にとって広義の生活圏ということになるのですが、その面積はなんと神奈川県より広いのです。標高差も大きいので、場所によって桜の開花時期が異なり、長期間にわたりお花見を楽しむことができます。  東信地方で、例年、どこよりも早く桜が見頃をむかえる…
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タンポポ日和

 今日は本当に暖かな一日でした。ポン太がよく徘徊する水辺には、タンポポがちらほら咲き始め、まさに水温む春といった雰囲気です。気候がよくなると増してくるのが食欲。浅間山麓には美味しいパン屋さんが多いのですが、ポン太のお気に入りは、浅間サンライン沿いにある「パン・トゥルーベ」というお店です。浅間山を背にしたお店の佇まいも素敵ですが、つくって…
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ダンコウバイ

 今朝は雪がちらつく寒さ。季節がちょっと逆戻りといった感じですが、ポン太の森にはうれしい春の知らせが届いていました。ダンコウバイの黄色い花が咲いていたのです。彩りが乏しかった森に、小さな灯りが点ったようで、これを見ると、いよいよ本格的な春がやってくるのだという気分になります。漢字では檀香梅と書きますが、梅ではなくクスノキ科の一種である由…
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