テーマ:山歩き

スプリング・エフェメラル

 寒冷地の住人にとって、春は本当に待ち遠しいものです。ちょっとした兆しを見つけただけで、気分は高揚します。しかし、実際に春が訪れると、その歓喜の時間は瞬く間に過ぎ去ってしまいますから、春ははかないものといえましょう。  窓から毎日眺めているわが家の庭やその先の森が、少しずつ緑がかってきました。レンギョウの黄色い花が咲きはじめ、小さいな…
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一歩前進の春

 浅間山麓もようやく春を実感できるようになりました。何と言っても嬉しいのは、当地の春告げ花といってもよい、ダンコウバイが咲きはじめたことです。モノトーンだった森に、この黄色い花が咲いているのを見ると、とにかく気分が明るくなります。  ダンコウバイだけでなく、梅も咲きはじめました。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」という句もありますが、開花した…
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トレイル・ランニング(Trail running)に喝!

 下界からは次々と花の便りが届くようになりました。当地でも、力強さを増した陽光に、春らしさを感じる日が多くなりましたが、こちらから花便りをお届けできるのは、まだ1ヶ月以上先です。  散歩の途中で、福寿草が咲いているお宅を見つけました。名前とは裏腹に、毒のある植物だそうですが、ほかに咲いている花などない殺風景なお庭に、黄金色に輝くその姿…
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ヤマノマスク

 山火事が多発しています。栃木の山火事はいまだ鎮火のメドが立たない状態ですから、地域住民の不安はいかばかりでしょうか。発端はどうやらハイカーによるタバコのポイ捨てらしいのですが、わが家の目の前の草むらでも、ポイ捨てされた吸い殻を見かけることがあり、ひやりとさせられます。大都市圏では、市区が独自に定める「ポイ捨て禁止条例」や「歩きたばこ禁…
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浅間山はどこの山?

 立春を過ぎ、暦の上では春になりました。首都圏ではすでに「春一番」が吹き、春を実感している人が多いと聞きます。ここ浅間山麓でも、日差しが強まり、日中は一桁の上の方まで気温が上がるようになりました。しかし、夜間は氷点下5~6度といった日が多く、まだまだ「春は名のみの風の寒さや・・」(早春賦)といったところです。  そんな中、ちょっと嬉し…
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楽しい山座同定(さんざどうてい)ー平尾山ー

 山国の信州では、山の見えない場所はありません。ちょっとした高台に登れば、おびただしい数の山が目に入ってきます。重畳たる山並みの美しさに見とれてしまうことが多いのですが、「あの尖っているところは○○岳」「台形に見えるのは○○山」と、具体的な山の名前がわかると、より一層、山岳展望の楽しみは増すように思います。 展望地点から見える山の…
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学校登山の灯を消さないで

 ポン太が山好きになったきっかけは、杉並区立S中学の2年次に、希望者を募って実施された林間学校に参加したことでした。3泊4日の日程で、北八ヶ岳(天狗岳・北横岳)に登るという内容で、参加者は30名ほどだったと思います。  手元に残っているメモによれば、1963(昭和37)年7月27日、午前7時発の「急行第1アルプス」で新宿駅を出発し、茅…
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感謝感謝の「山納め」ー平尾山ー

 今年は、年初に予定したことの大半が幻と消え、達成感を得られぬままに、時間だけが過ぎ去ったような一年でした。遠出を控えなければならない状況が続く中、最大の癒やしとなったのは、近場の山歩きです。一歩山の中に入ってしまえば、めったに人と出会うことはなく、感染リスクはほぼゼロ。フィトンチッドに満ちた空気は美味しく、木々の緑や季節毎に異なる花々…
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佐久の知られざる1等三角点

 年の瀬に何を馬鹿なことをやっているのだと思われるかもしれませんが、佐久の1等三角点を探しに出かけてきました。ご承知のとおり、三角点というのは地形図を作成する際の三角測量の基となるもので、1等から4等まであります。三角点網を形づくる三角形の頂点にあたるのが三角点です。最初に大きな三角形を設定し、次第に細かくしていくのですが、最初の大きな…
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手強い里山 -虚空蔵山(上田)-

 今年は山歩きに出かけた回数は多いものの、そのほとんどは今まで登ったことのある近場の山ばかりです。いつもの年なら、少なくとも5~6座は過去一度も登ったことのない山に登り、未踏峰初登頂の喜びを味わっていたのですが・・・。  今年も残り1ヶ月を切り、このままでは終われないという気になりました。ふと頭に浮かんだのが、上田の虚空蔵(こくぞう)…
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山のご褒美 -今季初の霧氷-

 コロナ禍の「ステイホーム」に耐えかねて、ふだん山に出かけることのない人が、山(低山が多いそうですが)へ出かけて遭難するケースが増えているとか。出かけたい気持ちはよくわかります。誰だって、美味しい空気を吸いながら気持ちよく身体を動かしたいもの。されど山を甘く見てはいけません。売店などありませんし、救急車も来てはくれません。里山といえども…
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晩秋の平尾山-ガイドも兼ねて-

 平尾山ほどお世話になっている山はありません。信州では珍しく、四季を通じて登山が可能であり、毎年50回以上登っています。ポンコツだぬきの足腰がなんとか維持できているのは、まったくもってこの山のおかげと言ってよいでしょう。体調や天候にもよりますが、どのコースをとっても50分から1時間程度で山頂に到達できますから、疲れも残らず、ちょうどよい…
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紅葉の軽井沢をひたすら歩く

 軽井沢周辺の紅葉が見頃をむかえました。ドラえもん風にいえば、「どこでも紅葉」というのが、軽井沢の紅葉の特徴ではないでしょうか。紅葉名所といわれるスポットはいくつかありますが、そこだけが美しいというわけではなく、街路、別荘の庭、レストランやカフェの周囲、教会、小公園など、町中いたるところで、味わい深い見事な紅葉に出会うことができます。す…
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横谷渓谷で「紅葉浴」

 緑一色だった世界が、僅かな時間の経過で極彩色に一変する。自然界のマジックのような紅葉シーンに心を動かされるのは当然です。カメラを手にすれば、もうシャッターを押したくて仕方が無い気分になってしまいます。それでも、目の前にある圧倒的な色彩美を写真で伝えきれるかといえば、なかなかそうはいきません。逆に写真だけ見て満足できるかといえば、それは…
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浅間連峰秋便り<その3> カラマツの紅葉と絶景の黒斑山

 山の紅葉のフィナーレを飾るのがカラマツです。山腹全体が黄金色に染まる様は圧巻で、浅間連峰では高峰高原がいま見頃になっています。これを見逃すわけにはいかないと出かけてみることにしたのですが、先日、初冠雪した浅間山の現状も見たいと考え、その両者の眺めが楽しめる黒斑山に登ることにしました。  登山口の車坂峠は、期待通りの黄金色の世界でした…
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信州のスカイツリー、美ヶ原山へ

 このところ冷え込む日が多くなり、昨日は浅間山が初冠雪。例年より10日はやいということで、山麓の紅葉も一気にすすむものと思われます。  その話題はまた後日ということにして、今回とりあげるのは、先日トレッキングをしてきた美ヶ原山についてです。どうしてタイトルで東京スカイツリーを引き合いに出したかといえば、どちらも地上デジタル放送の送信と…
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浅間連峰秋便り<その2> 彩り豊かな烏帽子岳

 登りやすく展望抜群で、高山植物も豊富。貴重な蝶やカモシカにも出会える。登山道の途中には美しいカラマツの自然林もある。そんな良いことづくめのような山が烏帽子岳です。何度登っても期待を裏切ることのない山ですが、秋もまた文句なしと言ってよいでしょう。紅葉する木々が適度に存在し、多様な色彩を楽しむことができます。公園のモミジような派手さはない…
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浅間連峰秋便り<その1> 「草もみじ」の池の平とその周辺

 高い山から始まった紅葉が、駆け足で里に降りてくる。そんな季節となりました。モノトーンに支配される冬を前に、山や森が、驚くほど多様な色彩に彩られ、いつもとは全く違った姿を見せてくれるのですから、これほど楽しみなことはありません。これから11月中旬までの1ヶ月余、いつどこでその美しさを味わったらよいか、いつも悩むところです。  現時点…
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秋晴れの蓼科山へ

 散歩の折、不動産業者の看板に、「二つの山に見守られた町」と記されているのを見て、これはすばらしいキャッチコピーだと見入ってしまいました。浅間山あっての当地というような言い方をすることが多いポン太ですが、もう1つ忘れてはならないのが蓼科山です。北に浅間山、南に蓼科山を望む雄大な景観こそが当地の最大の魅力であり、お互いに相手を引き立てるよ…
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軽井沢の「秘峰」風越山とレンゲショウマ

 信州でも新型コロナ感染者が増えており、古ダヌキの一員であるポン太としては、感染防止に気を配らないわけにはいきません。人混みを避けるということを、イロハのイと心得て行動しておりますが、ここ浅間山麓で、人出が多い場所はといえば、まず頭に浮かぶのは軽井沢です。そんなわけで、ここ半年ほど、軽井沢方面(散歩コースにもなっている追分地区は別)に足…
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ウェルカム バタフライ

 家の庭でも森や山の中でも蝶を見かけることが多くなりました。蝶が突然増えたわけではありません。こちらが関心をもって見るようになったので、こんなにたくさんの蝶がいるのだと認識するようになったのです。  元々、蝶だの昆虫だのに興味があったわけではなく、ウォーキングをしていても、山歩きをしていても、頭上を何か飛んでいるなぁというレベルでした…
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ヤナギラン やぁ~い!

 いつもとは違う夏。とはいえ、お盆前後の浅間山麓はそれなりの賑わいを見せました。野菜の直売所も朝からクルマでいっぱい。県外車も目立ちました。買い物に出かける際は、「密」にならないように、より一層気をつけるようにしたことはいうまでもありません。暑さも一段と厳しさを増し、避暑地軽井沢ですら、最高気温が30度を上回る日が続出。そんな中、山の…
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視界不良の夏なれど -浅間連峰花だより-

 梅雨明け後、少しばかり蒸し暑さを感じる日が増えました。それでも、エアコンが必要になるようなレベルではなく、海抜900mの高地に住むメリットを享受しております。残念なのは、わが家のまわりは晴れていても、浅間連峰や蓼科・八ヶ岳方面の山々にはいつもガスがかかっていて、すっきり晴れ渡るという日がないこと。当地のシンボルである浅間山もなかなか姿…
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咲き競う森の女王

 相変わらずの梅雨空です。それでも今日は日中の降水確率がほぼゼロという天気予報を見て、半月ぶりに平尾山へ出かけてみました。登山口に赤いコーンが置かれていたので、これはもしや登山道が崩れて登れなくなってしまったのではと心配になりました。どうしようかと思案していたところへ、年配の女性が山から降りてきたので話を聞くと、問題なく登れたとのこと。…
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懐かしの鷲ヶ峰 -52年ぶりの再訪-

 梅雨の晴れ間の貴重な一日をどう過ごすか。やはり気持ちの良いのは山歩きです。それでは、どこへ出かけたらよいか。ふと思いついたのは、そろそろニッコウキスゲのシーズンをむかえる霧ヶ峰です。霧ヶ峰はいくつもの峰からなる火山の総称ですが、今回はその北西端に位置する鷲ヶ峰(1798m)に登ることにしました。  実は鷲ヶ峰は52年前に登ったことが…
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至宝の山と森-黒斑山を歩いて-

 先週末に県を跨いでの移動自粛が解除されて以来、浅間山麓でも県外ナンバーの車を見かけることが多くなりました。梅雨の晴れ間に、黒斑山に出かけてみたところ、登山口(車坂峠)の駐車場は満車状態で、登山道を歩いている人の数も、これまで見たことがないほどの多さでした。全体的にみて、若い人や家族連れの比率が高く、高齢者は少ないという印象です。やはり…
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梅雨晴れの鹿沢の山へ-山頂にもレンゲツツジ-

 梅雨の晴れ間を利用して、湯ノ丸高原へレンゲツツジを見にでかけました。いつもは湯ノ丸山への登山道沿いある「ツツジ平」を中心に見て歩くのですが、湯ノ丸山は先日登ったばかりですので、今回は例年とは違う場所を歩いてみることにしました。  地蔵峠を群馬県側に少し下ったところに、桟敷山という山があります。その隣の小桟敷山との間には「せんべい平」…
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初夏の高山植物めぐり-湯ノ丸山と三方ヶ峰-

 先週、水ノ塔山で「山開き」をしたポン太ですが、間もなく梅雨入りと聞き、今一度、初夏の浅間連峰を味わっておこうと、湯ノ丸山と三方ヶ峰(池ノ平湿原周辺)へ出かけてきました。  湯ノ丸山ではイワカガミの見事な咲きっぷりに感動。頂上から稜線を10分ほどたどり、もうひとつのピーク(北峰)まで足を伸ばしてみたところ、視点が少しずれただけでこんな…
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水ノ塔山で山開き-イワカガミがお出迎え-

 いよいよ夏山シーズン到来というわけで、プライベート山開きを挙行いたしました。今年は「コロナ」の影響で、各地の山開き(開山祭)が相次いで中止となっていますが、当方の山開きは、参加者二名(ポン太とポン子)のみですから、「三密」とは無縁。中止する理由も見当たりませんので、例年同様実施に踏み切ったというわけです。  出かけた先は、浅間連峰…
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「佐久の名山」、二つの頂へ - 城山と虚空蔵山-

 一日で、「佐久の名山」二峰に登ってきました。佐久商工会議所が発行した『佐久の名山ガイド』という冊子に掲載されていた17峰の中に、これまで登ったことがなく、名前すら認識していなかった山が二つ含まれていたので、出かけてみようという気になったからです。それは、城山(じょうやま)と虚空蔵山(こくぞうさん)です。どちらも登頂が極めて容易な里山で…
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